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『W-君と僕の世界-』レビュー

『W-君と僕の世界-』

韓国での放送時期:2016年7月~9月


キャスト:イ・ジョンソク,ハン・ヒョジュ,イ・テファン,チョン・ユジン 他

脚本:ソン・ジェジョン

演出:チョン・デユン,パク・スンウ


あらすじ

研修医として平凡な日々を送っていたオ・ヨンジュは、ある日、父が描いた大人気ウェブマンガ「W」の絵に吸い込まれ、その世界に入り込んでしまう。そこで彼女が出会ったのは、幼い頃から“理想の恋人”として思い描いていた主人公カン・チョルだった! その日以来、現実とマンガの世界を行き来するようになったヨンジュは、次第にチョルへの想いを募らせていく。一方、ヨンジュのことが気になり始めたチョルは、彼女の正体を探ろうとするが、その過程で自分の世界が“マンガ”であることを知ってしまい…!?

『W-君と僕の世界-』相関図
『W-君と僕の世界-』相関図

『W-君と僕の世界-』

視聴時期:忘れました

レビュー:

(3点)
(3点)

この作品、実はちゃんと最後まで観終わるのに、とっても時間がかかった作品でした。

2度、挫折しました。

というのも、そもそも「漫画の世界と現実の世界を行き来する」という設定自体が私には合わず、作品になかなか入り込めませんでした。

 

それでも、大好きなイ・ジョンソクとハン・ヒョジュの共演でしたし、序盤から中盤辺りまでは、それなりに楽しく観れていました。

 

ですが、ハン・ヒョジュ演じるオ・ヨンジュが、一度漫画の中で亡くなったイ・ジョンソク演じるカン・チョルを助ける為に、漫画の世界へもう一度行こうとし始めたあたりから、私の中で先の展開への興味が失速し始めました。

 

そして、ヨンジュがチョルに告白し、2人が両思いになった時点で、私の中でこの作品は終了し、その先を観る気になれなかったんです。

レンタルで借りて観ていたのですが、結局、2回途中で挫折し、3度めの正直で、やっと観終わることができました。

 

中盤、中だるみはありましたが、そこを乗り越えれば、最後の方はこの設定をどういう風に収拾するのか気になって一気に観ることができました。

 

ヨンジュを助ける為にチョルが、出会ってから今までをすべて夢だったことにしようとしたところや、その後、また再会しても、チョルはヨンジュを覚えていないシーンは、切なかったです。

私は、やっぱり男女の切ないすれ違いが好みだと再認識しました。

 

そして、終盤は本当に何でもありな展開でした…^^;

 

最終的にヨンジュの父親であるソンムは、チョルを生かすために消滅することを選ぶのですが、それが悲しかったです。

ですが、そうでもしないとこのストーリーは収拾しないとも思ったので、まぁ、これが一番落ち着くラストかな、と。

 

設定やストーリー展開に無理矢理なところがあり、ところどころ、それを受け入れることができませんでした。

 

この作品は、好みがはっきり分かれそうなドラマだなと思いました。

 

ただ、イ・ジョンソクとハン・ヒョジュのラブロマンスのシーンは良かったですね。

2人は、本当お似合いだと思いました(*^^*)