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『ピョンヒョクの恋』レビュー

『ピョンヒョクの恋』

韓国での放送時期:2017年10月~12月


キャスト:シウォン,カン・ソラ,コンミョン,イ・ジェユン 他

脚本:チュ・ヒョン

演出:ソン・ヒョヌク


あらすじ

ガンス財閥一族の御曹司ピョン・ヒョク(シウォン)は、純粋な性格がゆえに騒ぎばかり起こす問題児。ある日、客室乗務員へのセクハラ騒動で拘束され、ついに父親から勘当されてしまう。家を追い出されたヒョクは、ホテルに身を寄せることに。一方、自ら非正規雇用を望む掛け持ちアルバイターのペク・ジュン(カン・ソラ)は、清掃を担当していたホテルでアクセサリーの紛失騒動に巻き込まれる。理不尽な謝罪を要求されるも、猛反発するジュン。その場に居合わせたヒョクは、ジュンのたくましい姿に惹かれ、助け舟を出す。ジュンは見事汚名をはらして横暴な客に一泡ふかせるも、訳あってホテルの従業員の制服を着ていたヒョクと共に、ホテルから追い出されてしまう。ヒョクが御曹司だとは知らないジュンは、ヒョクが仕事も行く当ても失ったと勘違いし、自宅に連れ帰るのだった。その夜、ホテルから消えたヒョクを探すお目付け役のクォン・ジェフン(コンミョン)は、同じアパートで暮らすジュンの家でヒョクを発見する。さらにヒョクが騒動を起こした客室乗務員がジュンの友達だったことで、ヒョクの正体がジュンにバレてしまうのだった。

相関図なし

『ピョンヒョクの恋』

視聴時期:20年1月10日~14日

レビュー:

(4点)
(4点)

ドクター異邦人で気になったカン・ソラがヒロインということで観てみた作品です。

ラブコメなので、あまり期待せずに観始めましたが、これがおもしろい!どんどん先が気になってしまいました。


正直、ヒョクを演じるシウォンの顔よりジェフン演じるコンミョンの顔の方が好きでした。

おまけに、ジェフンの境遇や今の環境が辛くて、ついジェフンに肩入れしそうになりましたが、それでも最後まで楽しく観られたのは、何といってもヒョクの真っ直ぐで素直な性格のおかげです。

バカだからっていうのもありますが(笑)、いつでも自分の気持ちにまっすぐで、カン・ソラ演じるジュンに対してもド直球に愛を伝える姿にやられてしまいました。


俺様で上から目線な御曹司には、飽き飽きしていたので、素直でまっすぐで愛でたくなるヒョクような御曹司が私には新鮮で良かったです。


気づいたら私もヒョクのことが好きになっていましたし、ヒョクの恋を応援していました。


いつも陰から見守ってくれて助けてくれるジェフンも魅力的でしたが、たくましくてしっかり者の"自活女子"ジュンには、ヒョクの方がお似合いだったように思います。


ガンス財閥の悪事に関しては、ヒョクの父親であるピョン会長が捕まったことは良かったですが、正直父親より、ヒョクの兄のウソンの方にムカついていたので、ウソンも捕まって欲しかったです。

裏金や資金洗浄の件は、ウソンだって関わっていたのに…。


父親は、少なからずヒョクのことを認めていましたが、ウソンは、いつもヒョクのことをバカにしていてイライラしました。

捕まらなくても、会社の経営からは退いて欲しかったですが、ラストの描写で、変わらずに会社で働いていて、何もおとがめなしなのは納得いきませんでした。


そこだけが唯一疑問に残りましたが、基本的には、キャラクターもストーリーも魅力的でおもしろく、最後まで飽きずに楽しく観ることができました。