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『A-TEEN 2』レビュー

『A-TEEN 2』

韓国での放送時期:2019年4月~6月

 

キャスト:イ・ナウン,シン・イェウン,キム・スヒョン,キム・ドンヒ,シン・スンホ,リュ・ウィヒョン,チェ・ボミン,カン・ミナ 他

脚本:キム・サラ

演出:ハン・スジ


あらすじ

 高校3年生になったキム・ハナたちは、登校初日から“受験生になったことを実感”する。担任から希望する進路を書くように言われたからだ。何も悩まずナシと書くボラムや歌手になりたい夢を他人にはみせたくないギヒョン。明確にやりたいことが見つからないハナは用紙に何も書けずにいた…。


そんな中、自分を変えようとクラス委員長になることを決意したハナは、立候補するとすんなり当選してしまう。しっかり者のハナの前途は明るいと思われたが、学校の掲示板にはハナに対する悪質な書き込みがアップされてしまう。皆の前では毅然に振舞うハナだったが内心は複雑だった。そんな彼女の異変に気付いたボラムとド・ハナは親友を励まそうとキム・ハナの家でお泊り会を開き一緒に過ごすことに。二人の優しさに触れ心を開くハナの目には涙が、それを見る二人もまた泣いていた…。


ある日、ハナのクラスに転校生、ジュハがやってくる。クラス委員長としてやさしく接しようとするハナにジュハはまるで上の空。しまいには「ド・ハナはどこにいるのか?」と自分の言いたいことだけを言う始末。そんな二人のやりとりを、ミンは複雑な気持ちで見ており…。

相関図なし

『A-TEEN 2』

視聴時期:20年5月18日

レビュー:

(2.5点)
(2.5点)

シーズン1を観て、そのまま続けてシーズン2を観ました。

ですが、期待していたほどおもしろくありませんでした。


その一番の原因は、シン・イェウン演じるド・ハナと、シン・スンホ演じるナム・シウがほとんど出てこなかったことが大きいと思います。

出てきたと思っても、皆との同じシーンはほとんどなく、1人やド・ハナとシウの2人だけのシーンばかりでした。

なぜそういうつくりになったのか調べてみたら、シン・イェウンが他のドラマ(『サイコメトリーあいつ』)の撮影と重なり、スケジュールの都合のためだとか…。そのため、シン・イェウンは特別出演、という位置でした。

(シン・スンホも特別出演でしたが、彼がなぜそうなのかは分かりませんでした)


元々、イ・ナウン演じるキム・ハナと、キム・ドンヒ演じるハ・ミンが、そこまで好きではなかったこともあり、この2人と新加入のチェ・ボミン演じるユ・ジュハの三角関係がメインの今シーズンのストーリーには、全然キュンとしませんでした。


シーズン1は、6人のわちゃわちゃ楽しい感じや、友情ストーリー、そして、その中に恋愛要素があり、その配分バランスが絶妙でとても良かっただけに、シーズン2は、ただの恋愛ドラマになってしまった感じがして、つまらなかったです。

メインキャストのシン・イェウンの出演時間が少なかったので、しょうがなかったのかもしれませんが、6人の友達ストーリーや、進路について悩むところなどが少なくて残念でした。恋愛要素以外のストーリーは、あっさり感じました。


ただ、最終的に、キム・ハナとジュハがくっついたのは良かったです。

ミンは、厳しいことを言わせてもらえば、ウダウダしすぎでしたね。さっさと告白すれば良かったのに、と思いました。まぁ、ミンよりは、ジュハ派だったので良かったんですけど(笑)


韓国では、シーズン2も人気で、シーズン3の制作を望む声がたくさんあるらしいので、また続編がつくられるかもしれないですね。

ですが、個人的にはシーズン2のようなつくりなら、もうやらなくてもいいかなって感じです。


シーズン1のような感じに戻ってくれるなら大歓迎です。ド・ハナとシウは別れたままなので、2人には関係が戻ってほしいです!