『また！？オ・ヘヨン～僕が愛した未来(ジカン)～』
韓国での放送時期：２０１６年５月～６月
キャスト：エリック，ソ・ヒョンジン，チョン・ヘビン，イェ・ジウォン，キム・ジソク，イ・ジェユン 他
脚本：パク・ヘヨン
演出：ソン・ヒョンウク
あらすじ
高校時代、同姓同名で才色兼備な同級生のせいで常に平凡な人物として過ごしてきた主人公のオ・ヘヨン（ソ・ヒョンジン）。
大人になってからも結婚直前になり、会社では上司にいびられ、昇進とは程遠く、さらには家からも追い出される。
一生懸命生きているのにいつも誰かと比較され自信をなくす日々を送っていたある日、自分の未来が見えるという男と出会い、世界が変わり始める…。
相関図なし
『また！？オ・ヘヨン～僕が愛した未来(ジカン)～』
視聴時期：２０年５月２６日～６月１０日
レビュー：
このドラマは、本当に何度途中でリタイアしようと思ったか分かりません^^;(途中で、『クリミナルマインド：KOREA』を観たくらいですし…)
ネットでの評価もそれなりに良かったですし、あらすじを読んで期待し過ぎたのかもしれません。
というのも、私も保育園から中学まで、自分と同姓同名の子が同級生にいました。
名字も名前も漢字も完全に一緒です。
中学では別クラスでしたが、田舎だったので小学生の時は１クラスしかなく、テストの時など名前を書く際には、自分の名前の後ろにそれぞれマークをつけていました。("◯◯ ◯◯ ★" みたいな)
なので、ヒロインの気持ちに共感できるかな、と期待して観始めたのですが、結局、私にはこの作品の良さが分からないまま終了してしまいました。
なぜこの作品が好きになれなかったのかというと、それは、好きなキャラクターが一人もいなかった！ということが大きな原因だったと思います。
メイン登場人物の誰にも共感できませんでした…(-_-#)
ヒロインである、ソ・ヒョンジン演じる"普通の"オ・ヘヨンは、よく言えば素直で可愛いですが、厳しく言わせてもらえば、後先考えずに体当たりでぶつかっていく何も考えてない人に見えて、ちょっと性格が受け付けませんでした。
また、恋愛にのめり込みすぎて、とても３２歳には見えず、高校生の陳腐な恋愛ごっこを見せられているみたいで、ドン引きしました。
エリック演じるドギョンはプライドが高く、なかなか素直にならないので、こちらにもイライラしました。
ヘヨンに酷いことをしてしまったのに、プライドが邪魔をしてひざまずくこともできないドギョンにはイライラMAX！でした^^;
もちろん、その後に自分の過ちに気づくのですが、「遅いわ！」とツッコみまくりました(笑)
ドギョンには、終始イライラさせられっぱなしで疲れました…^^;
そして、チョン・ヘビン演じる"美人の"オ・ヘヨン。
彼女の人たらしで八方美人で、悪気はなくても人を傷つけている感じが無理でした…。
そもそも、"美人の"というわりに、美人と思わないというか…^^;
ただ私がチョン・ヘビンの顔が好きじゃないというだけかもしれませんが(笑)、目が大きいだけで、男の人皆が振り向くほどの美人にはどうしても見えませんでした。
イェ・ジウォン演じるスギョンとキム・ジソク演じるジンサンに関しても、スギョンは変わり者過ぎでしたし、ジンサンは女にだらしなさ過ぎて共感できず…。
オ・ヘヨンのお母さんも、よく言えば、肝っ玉母さんという感じですが、私にはうるさいお母さんにしか感じませんでした。
韓国ドラマで、女の人が怒鳴ってる声が苦手な私にとって、このお母さんは、いつもガミガミ、ギャーギャーうるさくて少し耳障りでした。
女の人の怒鳴り声は、韓国ドラマを何十作品と視聴し、やっと慣れてきたのか、最近はあまり気にならなくなっていたんですけどね…。
キム・ミンギョンは、そういうお母さん役が多すぎて、ちょっとキム・ミンギョン自身が苦手になりそうなくらいです^^;
好きになれない人たちがいっぱいいた中で、唯一良かったのは、ドギョンの弟フンとアンナカップルでした。
いつでもラブラブで、観ていて微笑ましかったです(*^^*)
また、ドギョンが未来が見える、ということがもっとストーリーのキーポイントになってくるのかと思いましたが、そんなこともなく、未来を変えようとするわけでもなく…。
うーん…。
未来が見えるっていう設定、いりましたかね？
いろいろ酷評してしまいましたが、これはあくまで私個人の感想ですので、あしからず…^^;
私もそうですが、ネットの評価が良くても「あんまりおもしろくないなぁ」と思う作品もあれば、逆に評価が良くなくても、実際観てみたら「言うほど悪くないじゃん！」っていう作品もあります。
なので、やっぱりネットの評価やレビューはあくまで参考にする程度で期待しすぎちゃいけないな、と改めて感じました。
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