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『不滅の恋人』レビュー ネタバレなしver.

『不滅の恋人』

韓国での放送時期:2018年3月~5月


キャスト:ユン・シユン,チン・セヨン,チュ・サンウク,リュ・ヒョヨン,ソン・ジヒョン 他

脚本:チョ・ヒョンギョン

演出:キム・ジョミン


あらすじ

朝鮮王朝時代。

国王と2人の大君イ・ガンとイ・フィの三兄弟。次男のチニャン大君ことイ・ガンは、幼いころは、病弱な長男の王位継承をおびやかさぬよう宮廷を出され、家族と離れて育った。

一方、三男のウンソン大君ことイ・フィは、端正な顔立ちで心優しく、芸術の才能もあり、誰からも愛されていた。

次男のイ・ガンは、宮中で育った優秀な弟と比べられ、軽視されることがくやしかった。


朝廷の重臣の美しい令嬢チャヒョンは、絵を描くことが大好きなおてんば娘。


ある日、花嫁修業を抜け出していたとき、偶然イ・フィと出会い、2人は恋に落ちる。

なんと、兄イ・ガンもチャヒョンを気に入るが彼女が選んだのはイ・フィだった。


やがて国王の病が悪化し、イ・ガンは王位継承者である幼い甥(おい)から王座を奪ってすべてを手に入れようと動き出す。

そう、弟の恋人チャヒョンさえも…。

命を何度も狙われるようになったイ・フィ。

愛するチャヒョンと甥を守るため、兄との闘いを決意するのだった。

『不滅の恋人』相関図
『不滅の恋人』相関図


『不滅の恋人』

視聴時期:20年6月23日~27日

レビュー:

(2.5点)
(2.5点)

主演のユン・シユンとチュ・サンウクが好きだったので観てみました。


チュ・サンウクが悪役のドラマを観たのは、初めてでした。

彼のニヤッとしたニヒルな笑みが好きなのですが、悪役になると、その笑みが途端に嫌みな笑顔に見えてしまう不思議。


チュ・サンウク好きな私としては、彼の悪役を観るのは、やっぱりちょっと心が辛かったですね。



ストーリーでは、ユン・シユン演じるフィと、チン・セヨン演じるチャヒョンが、なぜ惹かれ合ったのか、いまいちよく分かりませんでした。

そして、チュ・サンウク演じるガンもチャヒョンに惹かれるのですが、こちらはもっとよく分かりませんでした。


フィとチャヒョンは接点があったので、好きになるのはまだ理解できますが、ガンとチャヒョンは、たいして接点もなかったのに、なぜチャヒョンのことを好きになったのか、ちんぷんかんぷんでした^^;


しかも、私には、チャヒョンが全然魅力的に見えなかったので、2人の男の人に取り合いされるほどの女の人、という設定には首をかしげるばかりでした。


ただ、まぁチャヒョンのコロコロ変わる表情に可愛らしさは感じました。


チン・セヨンって、『ドクター異邦人』のときもそうでしたが、あまり魅力的なヒロインを演じていない気がします。

私が観ている作品が悪いのか、脚本が悪いのか…うーん…。。


ユン・シユン演じるイ・フィ
ユン・シユン演じるイ・フィ
チン・セヨン演じるソン・ジャヒョン
チン・セヨン演じるソン・ジャヒョン
チュ・サンウク演じるイ・ガン
チュ・サンウク演じるイ・ガン


フィは、王位を巡る争いに不本意ながら巻き込まれていくわけですが、フィは優しすぎましたね…。


いくら血の繋がった兄とはいえ、小さいときからガンはちょっとひねくれすぎていたので^^;、フィには、ガンをもっと突き放しながら成長してほしかったです。



ガンがそういうふうに育ってしまった理由は、長男の王位継承を脅かさないように生まれてすぐに宮廷を出され、家族と離れて暮らしていた上に、伯父であるヤンアン大君(テグン)が、王になれなかった自分の代わりにガンを王にするため、いろいろ吹き込まれ、そそのかされながら育ってしまったことにあります。


そのことに同情したときもありましたが、やはり、フィが言ったように、「結局、生き方は自分次第」なんですよね…。


確かに、母である大妃(テビ)はガンに対してあたりが強かったですが、愛情もちゃんとありましたし、ガンには、そのことに気づいてほしかったです。


韓国ドラマの時代劇って、大妃(テビ)が非情な人が多いイメージでしたが、本作品の大妃(テビ)は、息子3人ともにちゃんと分け隔てなく愛情があるように感じたので、そこは本当に良かったです(*^^*)

ソン・ビョンホ演じるヤンアン大君(テグン)
ソン・ビョンホ演じるヤンアン大君(テグン)
ヤン・ミギョン演じる大妃(テビ)シム氏
ヤン・ミギョン演じる大妃(テビ)シム氏


終盤になると、何でもありな展開にちょっと苦笑い…(;^∀^)


ガンとリュ・ヒョヨン演じるナギョムがやりたい邦題で、この2人にムカムカしながら、呆れながら観ていました^^;

リュ・ヒョヨン演じるナギョム
リュ・ヒョヨン演じるナギョム


脇役の中では、ジェホ演じるキトゥクとソン・ジヒョン演じるルシゲの2人が微笑ましくて好きでした。

特にルシゲは、とても純粋で自分の気持ちに正直で可愛らしかったです。 

ジェホ演じるパク・キトゥク
ジェホ演じるパク・キトゥク
ソン・ジヒョン演じるルシゲ
ソン・ジヒョン演じるルシゲ


また、大妃(テビ)付きのチャン尚宮とルシゲのやりとりも好きでした(*^^*)

お菓子で、チャン尚宮に手懐けられちゃってるルシゲには、笑ってしまいました。

ソン・ジヒョン演じるルシゲとシニ演じるチャン尚宮
ソン・ジヒョン演じるルシゲとシニ演じるチャン尚宮



そういえば、ストーリーとは関係ありませんが、フィが中盤くらいから髭をはやしていたのですが、お髭ユン・シユンは、あまり好みではなかったです。

ユン・シユン演じるイ・フィ(髭あり)
ユン・シユン演じるイ・フィ(髭あり)


ユン・シユンに限らずなんですが、薄い顔立ちの一重(奥二重?)俳優の方って、あまり髭が似合わない気がするのは私だけかしら…??^^;

 

 

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