『シンデレラと4人の騎士(ナイト)』
韓国での放送時期:2016年8月~10月
キャスト:チョン・イル,アン・ジェヒョン,パク・ソダム,イ・ジョンシン,チェ・ミン,ソン・ナウン 他
脚本:ミン・ジウン,ウォン・ヨンシル,イ・スンジン
演出:クォン・ヒョクチャン,イ・ミヌ
あらすじ
継母と継姉から疎まれ、自分の学費を稼ぐため昼夜問わずバイトに勤しむ貧しい21世紀のシンデレラ、ハウォン(パク・ソダム)。
そんなハウォンの下に、ある日突然破格のバイトが舞い込む。
誰もが憧れる財閥・ハヌルグループのカン会長(キム・ヨンゴン)からのバイトの提案…それは自分勝手な御曹司3人の改造計画だった!?
一度はそのバイトを断ったものの、継母から家を追い出されて行く当てがないハウォンは、御曹司たちが住むというハヌルの家に乗り込むことを決意する。
そこでハウォンを待ち受けていたのは、一匹狼のジウン(チョン・イル)、プレイボーイのヒョンミン(アン・ジェヒョン)、スター歌手のソウ(イ・ジョンシン)だった。
コントロール不能な3人との同居生活は、毎日が試練の連続で…!?
『シンデレラと4人の騎士(ナイト)』
視聴時期:20年7月23日~26日
レビュー:
本作品は、タイトルから、4人の男がヒロインのことを好きになるのかと思いましたが、実際はそういうわけではありませんでした。
『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』のときもそうでしたが、こういうタイトルだとどうしても逆ハーものだと思ってしまいます^^;
あらすじもほとんど読まずに視聴し始めたので、そもそも、タイトルにある4人がハヌル家の孫3人と、あと1人が誰なのかしばらく分かりませんでした(笑)
そして、あと1人が、チェ・ミン演じるイ・ユンソンだと分かった後も、彼がタイトルにいれるほど重要な人物だとは思えませんでした。
ストーリーは、中盤辺りまでは楽しく観ていましたが、パク・ソダム演じるウン・ハウォンがチョン・イル演じるカン・ジウンのことを好きになり、アン・ジェヒョン演じるヒョンミンとソン・ナウン演じるパク・ヘジがいい感じになった辺りから、ヒョンミンとハウォンの絡みがどんどんなくなっていったのが寂しかったです。
ハウォンとヒョンミンを恋愛に絡ませなくてもいいですが、友達としてもっと仲良く絡んでいるシーンが後半にも欲しかったです。
また、逆に、イ・ジョンシン演じるカン・ソウは、ハウォンのことを好きだったのなら、見守るのではなく、もっと積極的に恋愛に参戦してきて欲しかったですね。
ハウォンの相手であるジウン以外は、後半へ進むにつれ、いまいち印象に欠けてしまったので、それぞれ、もう少し魅力を深く描いてくれると良かったかな、と思いました。
ハウォンは、演じたパク・ソダムが剛力彩芽さんに見えたせいもあり(笑)、ストーリーに集中できないこともありましたが、ヒロインらしく、まっすぐ素直で可愛らしかったです。
ジウンとのラブラインも概ね良かったのですが、正直、最後のお葬式の件はいらなかった気もしました^^;
ハウォンが、いつもネックレスにして持ち歩いていた指輪は、実は母の形見ではなく、アパート火災で一緒に亡くなった人の物で、「息子に渡してほしい」と母親が託されたものでした。しかし、母親も結局その火災で亡くなってしまい、父親やハウォンは、その指輪を 母親のものだと思い、形見として持っていたのでした。
そして、その息子というのがジウンでした。
また、2人は幼い頃にお互いの母親のお葬式で出会っていて、将来再会する約束をしていたのでした。
このお葬式の回想が、最後の最後で急に出てくるので、ちょっと取って付けた感じがしてしまったんです。
もう少し序盤から、この思い出が大事な思い出として描かれていたら感じ方も違ったと思うので、そこは少し残念でした。
ソ・ヒョンチョル演じるハウォンの父親のウン・ギサンは、印象が薄かったのが残念でした。
この人は、ハウォンの実父ではないかもしれない、という、ハウォンにとって重要な人物のはずなのに、長距離トラックの運転手という設定のせいか、一度仕事に出ると出演シーンもなかなかなかったです…。
そして、「お前は母親が外で産んだ子だ」とハウォンに告げた後に、ハウォンを放っておきすぎ…(-_-#)
実父を探しているシーンはありましたが、そのシーンが少な過ぎて、言ったら言いっ放し感が強かったですね^^;
王道のラブコメドラマで、ありきたりなストーリーですし、ツッコミどころもたくさんありましたが、"王道"なので良くも悪くも予想外のことは起きず(笑)、安心して観れました♪
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