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『私のIDは江南(カンナム)美人』レビュー ネタバレなしver.

『私のIDは江南(カンナム)美人』

韓国での放送時期:2018年7月~9月


キャスト:チャ・ウヌ,イム・スヒャン,クァク・ドンヨン,チョ・ウリ,パク・チュミ,パク・ソングン 他

脚本:チェ・スヨン

演出:チェ・ソンボム


あらすじ:

幼い頃から容姿のことでいじめを受けていたミレ(イム・スヒャン)は、せめて普通の人のように生きたいと大学入学を機に美容整形を決意。


生まれ変わった姿で大学の化学科に入学するが、中学の同級生だったギョンソク(チャ・ウヌ)と再会してしまう。

周囲に昔の顔が知られるのを恐れたミレは、ギョンソクに秘密にしてほしいと頼む。


一方、ギョンソクは友人ユジン(イ・テソン)のバーを手伝いに行くが、そこでかつて自分を捨てた母親ヘソン(パク・チュミ)とミレが一緒にいるところに出くわす。

ミレのおかげで両親が離婚した本当の理由を知り、ヘソンとの誤解が解けたギョンソク。

そして、これをきっかけにミレとギョンソクの距離は急接近!


そんな中、ミレの家の近くに化学科の助手ウヨン(クァク・ドンヨン)が引っ越してくる。

ミレに好意を寄せるウヨンに、ライバル心を燃やすギョンソクだが…。


『私のIDは江南(カンナム)美人』相関図
『私のIDは江南(カンナム)美人』相関図


『私のIDは江南(カンナム)美人』

視聴時期:20年10月12日~15日

レビュー:

(4点)
(4点)


まず、タイトルの"カンナム美人"というのが何のことだか分からず、ネットで調べました。

カンナムの街は、整形外科が集まっている街だそうで、カンナム美人=整形美人、という意味になるんだそうです。


意味が分かれば、タイトルも納得!(*^^*)



ストーリーは、イム・スヒャン演じるカン・ミレが整形し、人生をやり直そうと大学へ入学するところから始まります。

そして、中学の同級生であるチャ・ウヌ演じる ト・ギョンソクと大学で再会し、早々に同級生だったことがバレてしまい、ミレは「整形したことは黙っておいて欲しい」とギョンソクにお願いするのでした。



整形ものは、題材になりやすい印象がありますね。

キム・アジュン主演の『カンナさん大成功です!』や、ハン・イェスル主演の『美女の誕生』も整形したお話でした。

日本だと米倉涼子さん主演の『整形美人』というドラマもありましたね。


韓国では整形が当たり前なので、皆の目も肥えているようで、整形したら結構バレてしまうみたいです。

整形大国の韓国ならではだな、と思いましたね。おもしろかったです。

ミレ役のイム・スヒャン自身も実際整形しているみたいですし。



このドラマは、たくさん考えさせられる作品でした。

外見よりも中身重視、とは言っても、やはり第一印象は外見で決まってしまいますし、ブサイクな人よりは普通の人の方が、普通の人よりは可愛い人の方が何かと得というか…有利なのはいつの時代もありますよね…。


ミレは容姿のせいでいじめられ、たくさん辛い思いをしてきたので、今までできなかったことをたくさん経験して欲しいと、ミレのことをとても応援したくなりました。



ストーリーとは関係ないですが、ミレ役のイム・スヒャンが20歳役は無理があったと思うのは私だけでしょうか?(放送当時、イム・スヒャンは29歳でした)

さすがに、20歳には見えませんでした…^^;

化粧のせいかな…??

イム・スヒャン演じるカン・ミレ
イム・スヒャン演じるカン・ミレ


チャ・ウヌ演じるト・ギョンソクは、本当に格好良かったです!(*^^*)


クールなキャラクターなので、感情が読み取りづらいところもありましたが、そこがまた良かったです!



それにしても、チャ・ウヌは本当に格好良いですね。

顔面偏差値が高いことから"顔の天才"とも言われているんだとか。


くっきり二重で少女マンガの世界から飛び出してきたような綺麗なイケメン顔(日本だと新田真剣佑さんとか)には、まったく魅力を感じない私ですが^^;、そんな私がチャ・ウヌをうっかり好きになりかけています(笑)

元々クールな男性に惹かれる傾向があるので、ギョンソクというキャラクターの影響もあるとは思いますが、それでも、いい歳してチャ・ウヌにときめいちゃいました(*^^*)♪

チャ・ウヌ演じるト・ギョンソク
チャ・ウヌ演じるト・ギョンソク



クァク・ドンヨン演じるヨン・ウヨンはミレに好意を持ちつつも、その気持ちを隠してミレのことを見守っていました。

それが、少し物足りない部分もありました^^;



それよりも、クァク・ドンヨンが普通の役を演じていることにちょっと驚いたというか、新鮮でした(笑)

今まで彼が出演していたドラマをいくつか視聴したことがありましたが、どれも一癖ある役ばかりだったので…^^;

でも、ヒロインの当て馬的位置なのは変わらなかったです…(笑) 

クァク・ドンヨン演じるヨン・ウヨン
クァク・ドンヨン演じるヨン・ウヨン



チョ・ウリ演じるヒョン・スアは、この作品のいいスパイスになっていましたね。


天然美人な上に性格もいい…というのは表の顔で、心の中には結構闇を抱えていました。

誰にも心を開かず、いつも同じように笑っていてロボットのようでしたが、最後の最後で少しだけ心を開き始め、やっと彼女の本当の笑顔が見れた気がしたので良かったです(*^^*)

チョ・ウリ演じるヒョン・スア
チョ・ウリ演じるヒョン・スア



また、本作品は、主人公たちの友達だけではなく、先輩たちの恋愛模様も描いていたのが珍しいと思いました。


友人+先輩6人の恋模様なので、それぞれ恋の矢印が誰を指しているのか、誰が誰を好きなんだっけ?と混乱することもしばしば…(+_+)

私は、先輩たちの恋模様はいらなかったかなぁとも思いましたけどね^^;



本作品は、凄い悪役が出てくるわけでもなく、特に大きな事件が起こるわけでもないので、私には少しだけ物足りなく感じる部分があり評価を一つ下げましたが、全体的には、主人公2人の初々しい恋模様が楽しかったですし、見ていて清々しく、ラストも気持ち良い終わり方で、大満足のドラマでした(*^^*)

 

 

 

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